2012年02月11日

ジャズのアドリブソロの為のヒント

ジャズを演奏した事がない人が「ジャズに挑戦してみよう」と思ったときにぶつかる壁の一つとして「アドリブソロ」があると思います。
楽譜にはコードネーム(和音を表す記号)があるだけで、自由に演奏してよい事になっているのですが、「自由に」と言われても、はじめは捕らえ所が無くて不自由な思いをする事になると思います。
とはいえ、この「アドリブソロ」がジャズの大きな魅力でもあるので、避けて通らずに是非挑戦して欲しいと思います。
アドリブソロをどうするかという事は、私も未だに色々と悩むところなのですが、これからやってみようと思う方に、挑戦する際のヒントになるように少し書いてみようと思います。


--


まず、目標とする「ジャズのアドリブソロが出来るようになる」という事ですが、言い換えれば、
「コードネームという情報から自分でフレーズを組み立てられる。」
(「コードネーム」→「フレーズ」)
という事になるかと思います。


簡単なコード進行を例にして考えます。

例えば、「D-7 G7 Cmaj7」というコード進行があったとします。
それぞれのコードを構成する音は、
「D-7」→「D F A C」
「G7」→「G B D F」
「Cmaj7」→「C E G B」
です。
その3つの和音の構成音は全てC major scaleで出来ています。
なので、そのコード進行の中ではC major scaleを使ってフレーズを組み立てれば良いでしょう。


…などという話は、ジャズの理論書を読んだり、ウェブ上を検索したりすると出てくると思います。

なのですが、実際にやってみて、(やってみた事が無い方はやってみて下さい。)
「ただC major scaleを上がったり下がったりしただけでは、それっぽくならない。」
という経験をされた方は多いのではないでしょうか。
(少なくとも、私はここで躓いた経験がありますし、アマチュアの方の演奏を聴いているとよく見かける気がします。)

これがどういう事かというと、ただC major scaleを使うだけでは不十分だという事です。


そこで、どうするかですが、
「コードネームからフレーズを組み立てる。」(「コードネーム」→「フレーズ」)
を意識するだけでなくて、
「作ったフレーズからコードネームが分かるようにする。」(「フレーズ」→「コードネーム」)
を意識すると、変わってくると思います。

「フレーズからコードネームが分かるようする」ためには、
まず、8分音符で音階の音を順に演奏するときには、拍の頭にコードの音がくるようにしてみて下さい。
それが出来るだけで大分変わってくると思います。
もちろん、コードの構成音をつかった分散和音のフレーズも良いと思います。


これだけで大分それっぽくなってくると思います。

まとめると、
(1) コードの音を把握する。
(2) 各コードの音を含むスケールを見つける。
(3) コードの音が拍の頭にくるようにスケール内の音でフレーズを組む。
という感じです。

これをやる事で、ビバップのソロを組み立てるヒントになるかと思います。


もちろん、アドリブソロを組み立てる方法は色々あると思いますが、一つの考え方として、少しでも参考にして頂ければと思います。
もし何か間違いなどあればご指摘下さい。
posted by はけた(^-^) at 23:04| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする